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2017-04-18(Tue)

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好感度の高い名刺に共通している3つの特徴

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ビジネスマンであれば営業職でなくても名刺交換の機会は多いと思います。また受け取った名刺を見て、いい名刺とそうでもない名刺の違いに気づくこともあるはず。そこで今回は好感度の高い名刺の特徴をあげてみました。

シンプルイズベスト

デザインではよくいわれることですが、名刺においてもシンプルイズベストが好感度の高さにつながります。

一瞬の名刺交換で記憶に残す

名刺交換はあっという間に終わり、表と裏を見るのもせいぜい2~3秒くらいです。感覚的にはほんの一瞬ではないでしょうか。細かい情報をたくさん盛り込んでも、その場ですべてを見てもらえることはまずありません。

実際にホルダーやデスクに溜まった名刺を並べてみると、注目したくなるのはシンプルなものばかりです。ホワイトスペース(余白)が広く、必要最低限のことしか書かれていないため、内容に集中しやすくなります。もしコーポレートカラーがあれば、その一色で決まっているのも目を奪われる名刺といえます。

名刺でなにか訴えかけようとするなら、デザインはシンプルがベスト。可能な限り情報は一点に絞り、短時間でも記憶に残る名刺にしましょう。

まずキャッチコピーを見せる

名刺で相手になにを訴えるかというと、理想的なのは会社のキャッチコピーです。

会社名と個人名は名刺交換の際に口頭で伝えるはずです。ついでに業種や事業内容もアピールすると思います。しかし、会社としてどこを目指しているのか、なにに情熱を注いでいるのか、自社にしかできない強みなどメッセージまで伝えるのは難しいのではないでしょうか。

それを代弁してくれるのがキャッチコピーです。テレビのCMやポスターに使われるようにキャッチコピーは視覚的効果が高いため、名刺でも十分に活躍してくれます。キャッチコピーが相手の心に刺されば、話のネタにもなるので、まずはそこに目を向けさせましょう。

視覚以外のポイントがある

名刺は目で見るもの、つまり視覚に訴えかけるものですが、もうひとつ忘れてはならないのが触覚です。手で触れた瞬間の演出も好印象のポイントです。

素材と加工で個性を出す

一番かんたんなのは角を落として丸くすることです。角丸の名刺はやさしく女性的なイメージになるので、堅いと思われがちな業種であればギャップを感じてもらえそうです。

次に有効なのは紙の素材を変えることで、純国産を売りにしている会社であれば和紙に、エコや物流を売りにしている会社であれば薄目の段ボールに、飲食関係であればコルク樹皮にと、他とは違う触感で企業イメージをアピールできます。

そのほかのアイディアとして下記のようなものがあります。

・福祉:点字を入れる
・製作:切り込みを入れる、穴を開ける
・美容:スケルトン、裏が手鏡
・教育:立体絵本
・測量:スケールが付いている

限られたスペースでもやり方はいろいろあります。企業イメージとアイディアを上手く絡めながら、名刺ならではの個性を出してみましょう。

名刺管理アプリを意識

こだわりの加工も度が過ぎると、ただ邪魔になるだけです。そしてデザインも含めて注意したいのは名刺管理アプリで正しく読み込めるようにすることです。

企業でも個人でも名刺管理のデジタル化が進んでいるため、名刺管理アプリで読み込めないような名刺はNGです。また読み込まれたデータを見ながら人が入力するサービスが主流なので、当然、人が見て読みにくいのもダメです。

デザインと視認性のバランスを考えつつ、受け取ったあとの使い方、管理方法まで意識しておきましょう。

他の目的も兼ね備えている

名刺の基本サイズは91mm×55mmで、名刺入れもその大きさでつくられているため、形を変えることは難しいです。

二つ折、三つ折りでスペース拡張

しかし、二つ折、三つ折りにすることで、使えるスペースが2倍、3倍に広がります。そのスペースをどう使うかというと、まず考えられるのが会社案内のパンフレットにすることです。パンフレットは意外とかさばるので、一度見たら捨てられてしまう可能性もあります。名刺をパンフレット代わりにしてしまえば、捨てられることもなく、ちょっとした空き時間に読んでもらえるはずです。

もうひとつの使い方としては、LPのようなストーリー性のあるコンテンツで埋めることです。売り込みたい製品やサービスのプロモーションを名刺の中で行えるなら一石二鳥。敬遠されがちな紙資料をコンパクトな形で手渡すことができます。

<参考記事>
三つ折り名刺で印象に残す!

まとめ

いかがでしたか?あいさつと同時に手渡す名刺は表情やファッションと同様に重要なビジネスツールです。受け取った相手がもう一度見てみたくなるような創意工夫を施して、次につながる好印象を残しましょう。

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