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2017-12-10(Sun)

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3ヵ月で1000万個!40年続くロッテ「ビックリマン」ロングセラーの理由

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1977年に誕生し、発売40周年を迎えるロッテのロングセラー商品「ビックリマン」。ウエハースチョコとキャラクターシールを同封している「ビックリマン」は、原作が20周年を迎えるアニメ「ワンピース」ともコラボし、2016年には900万個以上販売しました。なぜ世代を超えて愛され続けているのか、そのロングセラーの秘密に迫ります。

【1】コラボで新規開拓し続ける

ヒットを続ける秘訣は、やはりコラボ。一度は売り上げが落ち込み、撤退の話も出たという「ビックリマン」は、従来の商品を売り続けるだけでは生き残れないと判断しました。そこでスタートしたのが、コラボ戦略です。

アニメ「ワンピース」に加えて、アイドルグループ「AKB48グループ」、映画「スター・ウォーズ」、ゲーム「パズル&ドラゴン」などなど、さまざまなジャンルの人気コンテンツとのコラボ企画を実施しています。長期的に興味を持って買い続けてもらうためにコラボを活用し、ターゲット層を少しずつずらして、同じファン層にならないように新規開拓をし続けているのです。

最も売れたのはワンピースとコラボした「ワンピースマン」。3ヵ月で1000万個売れ、小学生にまで購買層が再度広がったとのことです。

【2】売れるプラットフォームを作る

しかし、単にコラボするだけではありません。「ビックリマン」という商品名を掲げている以上、ビックリさせるような企画を実現したいと考え、代理店を通さず直接コラボ交渉しているのです。間を介すほどありきたりな企画になるので、消費者をビックリさせられる大きな企画を通すために直接熱意を伝えています。AKBでは総選挙の結果を反映させたシールを盛り込むなどして注目を集めました。

また、アイドルの巨頭AKBとコラボすることで、他の音楽・芸能関係者からオファーが来るようになりました。コラボするうえでは押さえるべきところを押さえて次のチャンスを舞い込ませることが重要です。

このように、魅力的な企画を長年続けることで「ビックリマン」がプラットフォームになっています。人気ゲーム「パズドラ」も、さまざまなコンテンツとコラボしてひとつのプラットフォームになりつつあり、サービスをひとつのプラットフォームにすれば、サービスそのものが長期的に売れ続けるコンテンツになります。

まとめ

ロングセラーの秘訣は飽きない企画を妥協せずに作り続け、そしてプラットフォーム化させること。
ビーダッシュでは、こうしたPR企画のご提案も行っています。新規顧客開拓を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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