Column
2018-01-20(Sat)
伊勢丹新宿本店にて、ユーザの味覚を解析しお酒を提案する人型ロボット「Pepper」が接客をしています。店舗に設置し、お客様と会話をしながらお酒を提案するロボット接客。そんな新しいサービスについてマーケティングの視点を交えながらご紹介します。
カラフル・ボード株式会社と株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、2017年から感性を学習する1人1台のパーソナル人工知能「SENSY(センシー)」を活用した「食の人工知能プロジェクト」を実施。伊勢丹新宿本店にて、ユーザの味覚を解析しお酒を提案する「SENSYソムリエ」アプリをインストールした人型ロボット「Pepper」を導入し、お客様にマッチするお酒を提案しています。
「SENSYソムリエ」とは、人工知能「SENSY」がユーザの味覚を解析して、ソムリエのようにお酒を提案するアプリ。来店されたお客様にワインや日本酒などのお酒を試飲して頂き、甘み、酸味、苦味などの味覚や、好みに関する感想を入力して頂くことで、人工知能がユーザの味覚を解析し、店頭に在庫のある商品の中から、一人一人の味覚に合わせた最適な1本を提案します。
この「SENSYソムリエ」は、ユーザにとって快適なショッピング体験の実現を目指し、ユーザが自宅で利用するスマートフォン版アプリともID連携することができる仕様になっています。これにより、顧客との継続的な関係構築、再来店促進(O2O施策)、顧客データ分析に基づいた仕入計画や販促計画など、小売店経営に資するソリューションを統合的に展開できるようになっているのです。
店頭では、Pepperがユーザと会話をしながら、一人一人の味覚を解析し、好みに合わせたお酒を提案します。たとえば「好きなパスタ」を答えると、その人の味覚を数値化し、適した日本酒の銘柄を100種からピックアップするなど、その細やかさには驚くばかりです。
また、スタッフの接客に対して抵抗があるユーザは一定数いるので、こうした対人接客を苦手とするユーザが気軽に接することができるのもAIロボット接客のメリット。押し売り感がないため、気負わず楽に接することができるのです。さらに性別や年齢がないAIロボットの客観的な接客なので、アドバイスを受け入れやすいという側面もあります。
また、接客を通じて蓄積したデータは他の分野にも応用できます。特にグルメや健康、美容の分野は互いの分野を掛け算することで顧客理解が深まるので、データベースとしても活用できるのです。
このように、最新のテクノロジーを使って、今までにないサービスを価値を生み出している企業は多く存在します。ビーダッシュではこうした最新のプロモーションについてもご提案していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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