Column
2018-02-10(Sat)
最近のアプリの進化はめざましく、美容業界も積極的にアプリ開発を進めています。結婚情報誌の覇者『ゼクシィ』は、最新のAR技術を搭載したメイクアプリとコラボしたブライダルメイク本を付録につけ、注目を集めました。デジタルテクノロジーと掛け合わせたこれからのマーケティングの可能性を探るべく、その詳細をご紹介します。
『ゼクシィ』3月号の特別付録「Wedding Hair & Makeup Book」は、ブライダルメイクやヘアスタイルを紹介する本です。最新のAR技術を搭載したメイクアプリ「YouCamメイク」とコラボすることで、そこに掲載中のメイクをバーチャルで疑似体験できるサービス提供を実現しました。
実際の仕組みは、スマートフォンのインカメラで自撮りすれば、結婚式の「ナチュラル」、「クラシカル」、「スウィート」、「ヘルシー」、「モード」、「和」の6スタイルのメイクイメージが写真に反映され、実際に試さずとも仕上がりを確認できるというもの。今まで雑誌の中で“見る”ことしかできなかったメイクを、最新のAR技術を搭載したアプリによってその場ですぐに“試す”ことが可能になりました。
今回のコラボにより、「YouCam メイク」ではユーザーに一般配信する6ルックに加え、『ゼクシィ』3月号購入者にのみ配信する限定6ルックを加えた計12ルックが配信されています。
このコラボは、ユーザーの隠れた願望を叶えるものです。花嫁の多くは結婚式前に「メイクリハーサル」として結婚式当日のメイクを確認しますが、その場でうまくイメージを伝えられなかったり、実際にメイクしてみるとイメージと違ったりと、すり合わせの難しい部分でした。
追加で実施すると費用がかかり、時間的なコストもかかるので、ブライダルサービスの満足度を下げる要因の一つになっています。花嫁自身も苦労するポイントなので、サービス提供時の大きな課題になっていました。
これを最新テクノロジーを駆使したアプリを導入することで軽減することができ、課題解決の一助になっているのです。結婚情報誌の王者である『ゼクシィ』も、こうしたユーザーのニーズを踏まえた新しい取り組みを絶え間なく行い続けることで、業界一位を守っています。
このように、最新テクノロジーを活用すれば今まで解決できなかった課題をクリアすることができるかもしれません。場合によっては他社とのコラボで解決の糸口を探すのも有効な手段。サービス提供時のネックがあれば、営業を繰り返すよりも解決策を模索した方が効果的な場合もあります。
ビーダッシュでは、こうしたサービス改善のコンサルも実施しています。ぜひお気軽にご相談ください。
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