Column
2016-06-29(Wed)
質問です。
「あなたが作成しているLP(ランディングページ)はユーザに目を留めてもらえますか?」
いきなり何を言い出すのかと思うかもしれませんが、ユーザがLP(ランディングページ)を開いた瞬間、記事を読みたいと思うか思わないかが、重要な分かれ道です。
LP(ランディングページ)でコンバージョンをあげるつもりが、上がらない。
何か足らないのかもしれないが、何が足らないのかいまひとつピンとこない。
いろいろ試行錯誤してしまっている。
そんなことはないでしょうか。
そのような時には、ふと立ち止まって、もう一度自社のLP(ランディングページ)を見て下さい。そのLP(ランディングページ)、あなたは読みたいですか?もしかしたら相手に「読ませよう」としていませんか?
読んでもらわなければ、どんなに革新的な製品であっても、ユーザの目に留まらず、結果検討も採用もされず、いずれ埋もれていくかもしれません。優れている製品/サービスにもかかわらず、なかなか日の目を見られないものがあるのも事実です。
「他社のものと比べても見劣りしていない、むしろ勝っている。それに価格もお手頃」と思っているような製品/サービスがあったとしても、他社の方が何倍も売れていることもあるかもしれません。
その差はなんでしょうか。
企業力、営業部門の力、運…要因はいくつもあると思います。でもその一つに、「その製品/サービスが目に留まったか、留まらなかったか」もあるのではないでしょうか。
多くのユーザが製品/サービスの情報を見ています。でもどれだけ「読まれて」いるでしょうか。
見えている→読む、へとユーザのアクションが変わるのに何秒もいりません。実際には、ユーザが1秒で読むか読まないかを判断して取捨選択、ふるいに掛けられているのです。
これは、初対面の人に会った時にも通じるのではないでしょうか。
相手を見るとき、一瞬でその人はアリかナシか、瞬時に判断していると聞いたことはないでしょうか。実際、1秒に満たない時間で相手を判断しているのです。
なかには、人間の脳が興味を持つか持たないかを決めるのは3秒以内と書かれている記事もあります。でも、本当に3秒もかかるでしょうか?
雑誌を読む時を考えてみてください。ぱらぱらめくっていて気になる特集に目が止まったとします。見出しを読んで、読むか読まないか一瞬で決めていないでしょうか。
意識して3秒数えてみながら、雑誌をめくってみてください。きっと、3秒がすごく長く感じると思います。それだけ、人が見るか見ないかの判断は早いもの。情報があふれている昨今、ひとつの記事にそこまで時間をかけられないのです。
このように、LP(ランディングページ)に目を留めてもらうということは、初対面の人に1秒で判断されるように、一瞬で興味をいだいてもらうことです。デザインも重要です。ですが、一番重要なのは、このLP(ランディングページ)でなにを訴えたいかを一瞬で解ってもらうことです。
一瞬の訴えかけで受け取れる情報の量は限られています。
ユーザに訴えかけたいことがあるが故に、あれもこれもと情報を羅列していないでしょうか。情報が多すぎると読むのに迷い、結局「どれも選ばない」「それ以上読む気にならない」ということになってしまうのです。
だからこそ、LP(ランディングページ)はファーストビューにこだわらなければなりません。
では、肝心のファーストビューには何を入れるべきか。
<li?メイン画像(製品/サービスを一目で喚起させるビジュアル)
基本的には、これらの要素を、一瞬でユーザの目に飛び込んでくるようにします。
以下に、参考になりそうなサイトのスクリーンショットをいくつか掲載します。
http://nes-schools.com/nes_landing/
いかがでしょうか。
一瞬で捕らえられるファーストビューで、なにが売りでなにが特徴か、ターゲットは誰かというのを簡潔に伝えていて、次に繋げていませんか。
ファーストビューで興味を持った人は、ソリューションや導入事例の閲覧や、申し込み・お問い合わせなどと、次のアクションに移ってくれることでしょう。
LP(ランディングページ)はユーザが最初に目にするページです。しかも、読んでくれるか、そこで離脱されてしまうかはほんの一瞬、1秒で決まってしまいます。
読んでくれることがなければ、コンバージョンが上がるわけはありません。つまり、ファーストビューがほとんどと言っても過言ではありません。
もう一度うかがいます。
「あなたが作成しているLP(ランディングページ)はユーザに目を留めてもらえますか?」
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